TTArtisan 23mm f/1.4 C (Fuji X)の写りが好き

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もう1年半くらい前の話ですが、銘匠光学の「TTArtisan 23mm f/1.4 C」を買いました。
富士フイルムのXマウント用のやつ。

これです。

銘匠光学 TTArtisan 23mm f/1.4 C ブラック × シルバー-焦点工房オンラインストア
気軽に持ち歩けるクラシックスタイルレンズ銘匠光学(めいしょうこうがく)TTArtisan 23mm f/1.4 C は、35mm判換算35mm相当(APS-C)の大口径準広角レンズです。開放時のオール...

せっかくなので今回はX-E4で使ってみた感想などを書いてみたいと思います。

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外観

可愛らしい箱ですね
このゼブラ柄は個人的にはあまり好きではないけど人によってはこれが可愛いみたいです。でもそのゼブラ部分がフォーカスリングになっているので太くて握りやすくピント操作がしやすいです。一方で、絞り環は細くてギザギザしてる上にトルクも強めなので指が痛くなります😅

でも、実は1年くらい「7Artisans 25mm F1.8」も使っていました。

これです。

七工匠 7Artisans 25mm F1.8 ブラック 単焦点レンズ-焦点工房オンラインストア
小型・軽量な開放F値1.8の大口径広角単焦点レンズ七工匠(しちこうしょう)7Artisans 25mm F1.8は最短撮影距離0.18mで、高い近接撮影能力を備えています。アルミニウム合金を使用した上...

正直言って「7Artisans 25mm F1.8」は「TTArtisan 23mm f/1.4 C」よりも小さくて軽くて良かったのですが、絞り環のクリック感が皆無でヌルヌルなのと、何となくF1.8よりもF1.4の明るさが欲しくなったからです。
ただ、焦点距離25mm(フル換算35mm)というのは使いやすかった覚えがありますし見た目は好きでした。

TTArtisan 23mm f/1.4 Cのスペック

ということで、「7Artisans 25mm F1.8」と「TTArtisan 23mm f/1.4 C」のスペック比較も添えて感想を書いてみたいと思います。

機能7Artisans 25mm F1.8TTArtisan 23mm f/1.4 C
対応撮像サイズAPS-C
フォーカスMF(マニュアルフォーカス)
絞りF1.8-F16F1.4-F16
絞り羽根7枚10枚
最短撮影距離0.18m約0.2m
レンズ構成5群7枚6群8枚
フィルター径46mm43mm
重量約150g約 225-250g
お値段約10,000円約17,000円

何かこうして並べてみると「TTArtisan 23mm f/1.4 C」に買い替える程でもなかったのかもしれませんが、後述の通り写りは好きなんです。

ここからは、これまで特に意識せずに色々撮ってて後からかき集めた写真を適当に貼ってみます。
あ、ほんとに下手くそなんでボケ感とか最短撮影距離の感じとかだけ参考にして頂けると嬉しいです。

基本はカメラ側でカスタムしたフィルムシミュレーションを使ってるくらいで後からソフトで色をいじったりはしていません。(↑のカメラ本体の写真は加工してます)
また、風景以外の絞りは基本F1.4です。MF操作なのでピントが甘いものもありますがご了承下さい。

撮ってみた例

こういう明暗差の高い状況でも良く写ってると思いますしボケ感も個人的にはアリです。
こんなシチュエーションの時にファインダー覗いたまま絞り環を操作してもクリック感があるおかげで、今どの位置にあるのかが大体分かるので助かります
一応看板にピント合わせてます
逆光によるフレアは盛大ですがこの雰囲気は嫌いではないです。商品撮影としては使えませんけどね。
これは絞りF8だったかなぁ。電子接点が無いので後でデータが見れないのが地味に辛い
F1.4では最短付近まで寄るとピントが甘くなる傾向があります
これもそうです。ただこれはブレもあります・・・
これくらい離れると少しシャキっとします
これはたぶんブレではないけどやっぱり甘いですよね
これも最短付近ですがこういう写りは好きだし、距離感的にも23mmだからこそなんですよね。
これもそう
最短だとフワッフワな写りです・・・これは好き嫌い別れますが僕は諦めてるというかこういうものだと割り切ってます
ご馳走様でした。X-E4で撮れるこの色味が好き過ぎます❤️
最短よりちょいと離れて
どこにピント合わせたのか分からないけど何かスマホのポートレートモードみたいなボケになってしまいました
この色というかAWBの安定感が神。富士フイルムのカメラは露出アンダーで撮るのが好きです
小鉢の花びらにピント合わせてるはず。これはF1.4だけどF2.8以上に絞らないと周辺減光も盛大です。
最短。もはやオールドレンズの味わい
花じゃなくてビニールにピント合ってるけどこれくらい離れればふわふわ感は多少改善する気が

如何だったでしょうか。

まだ色々撮ってるのでまた少しずつ別の記事でアップしてみます。どうせ誰も見てないけど。

考察

マニュアルフォーカスである点はもう「7Artisans 25mm F1.8」の頃からだったので特に気にしていませんし、富士フイルムのカメラは基本的に絞り操作もレンズ側で行うので、そのついでにピント操作をするだけです。
動き物を撮らなくなったのであまり問題にはならなくなりました。とは言え片手で撮れないとか人に撮影を頼めないという致命的な問題はありますが😭

「TTArtisan 23mm f/1.4 C」の好きなところとそうでもないところ

好きなところ

そうでもないところ

  • 2万円以下で買えてF1.4の明るさ
  • フォーカス操作しやすい
  • 絞り環のクリック感とクリック音が気持ち良い
  • 値段の割にボケが綺麗。特に後ろボケ
  • 色乗りとコントラストが高くこってりした画になる(好みによる)
  • 何とかボディバッグに入る小ささ
  • 見た目。特にゼブラ
  • サイズの割に重い。X-E4とセットだと机に置いた時にレンズの重みで前屈みになる
  • スペック上は寄れるけど最短距離付近で且つ開放絞りでは著しくシャープさに欠ける
  • 開放絞りだと周辺減光が酷い。でも僕はそういう画の方が好きだしSNSなどではワザと減光させてる人もいますね
  • 冬は絞り環が細くて固いので指が痛くなる。でも暖かい所だとそうでもない。

総じて気に入ってるのでこれ以上のコスパの物が出ない限りは使い続けると思います。

でもまぁこの値段なので買ったし使ってるけど、もしオートフォーカスのXF23mm F1.8みたいな純正レンズがぎりぎりパンケーキサイズで出て且つ5万円くらいなら直ぐにそっち買います😆

でもこのレンズも悪くないのでお勧めしておきます!

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